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子どもの耳そうじ

赤ちゃんの耳から色のついた汁が出てきたり、耳あかがにおうことがあります。

寝返りが始まるまでの間は左右どちらか片方を下にして寝ることも多く、下になった側の耳は湿度が高くなり、このような状況になりがちです。

 

 これらの多くは体脂と耳あかの混合物です。体脂は出生後の赤ちゃんを覆っているクリーム状の膜で、様々な刺激から皮膚を守ってくれます。体脂は日々の沐浴で自然に落ちていきますが、時に耳の中に溜まって、耳あかのように見えることがあります。

 

赤ちゃんの沐浴のイラスト

 通常、耳あかは外耳道の働きにより自然に排出されるので無理に取り除く必要はありません。月に1回程度の掃除で十分です。

赤ちゃんの外耳道は狭く、見えないところを無理に掃除しようとすると外耳道を傷つけたり、かえって耳あかを押し込むこともありますので、見える範囲を綿棒やガーゼでやさしく拭き取ってあげて下さい。

 大きくなったお子様も耳そうじの際に動いたりして耳を傷つけることがあり、ご家庭では無理をせず受診されて下さい。

 

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